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June 2005

June 30, 2005

◆にれ

「新しいジャンルの小説をつくろうと思ったんです」。意欲的に語るのは、作家の楡周平さん(47)。新潮社から刊行した新著『再生巨流』の創作の舞台裏を尋ねてみる。1996年、初めて書いた小説『Cの福音』がベストセラーとなり、作家として独立、主にミステリーを手がけてきた。大手運送会社を舞台とした今回の作品には、かつて米国系企業に15年間勤め、80億円規模の事業も担当したビジネスマンとしての知識や経験を注ぎ込んでいる。

「人はなぜ死ぬのか、死んだらどうなるのか」正しい答えなどないと分かっていても、つい尋ねたくなるこの問いに、玄侑宗久さん(48)が取り組み続けている。昨年は、老いた女性が遭遇する死後の世界を大胆に想像した『アミターバ』を刊行し、今年は自殺した若い女性の遺族や友人、ストーカー男の視点で生死のあわいを描く『リーラ 神の庭の遊戯』を書き下ろした。この作品に、現役の僧侶作家がこめた思いを聞く。

楡周平(にれ しゅうへい)
玄侑宗久(げんゆう そうきゅう)

June 29, 2005

◆うっぷるい

島根県出雲市十六島町にある、日本海に突き出した岬の名前は「十六島鼻」だ。海に突き出した岬を鼻と呼ぶ地方は少なくないが、山陰地方に図抜けて多い。島根県になぜアイヌ語のような地名があるのかは諸説紛々だが、アイヌ語のウップは「鵜の集まる所」、ルイは「高い」の意味がある。また、島根には松本清張の推理小説「砂の器」「龍の棺」にも登場したJR木次線「亀嵩」駅(仁多町)という地名もある。木次線は備後落合で芸備線と交わるが、芸備線の終点は三次である。なお、亀嵩町へ通じる道路脇の大きな看板にはこう書かれている。「ここはカメだけ、ウサギはいない」

十六島(うっぷるい)
木次(きすき)
亀嵩(かめだけ)
三次(みよし)

June 27, 2005

◆ひらりき

JR指宿線の終点の山川駅からバスで開聞岳の麓まで約30分、その北麓に開聞町「枚聞神社」がある。境内には千数百年をへた楠 の老木が多く茂り、薩摩一宮の聖域を保っている。神社の前は桜並木のつづく長い馬場があり、後ろにそびえる開聞岳の緑に社殿の朱が映えている。開聞岳は薩摩半島の南東端に突出している若い休火山で、鹿児島湾の門戸に当たる海門にその雄姿があり、屹立する姿は薩摩富士の名にふさわしい。
指宿市,山川町及び開聞町は平成18年1月1日に合併し、新「指宿市」として発足する。

枚聞(ひらりき)
指宿(いぶすき)

June 26, 2005

◆さったとうげ

薩埵峠は東海道興津宿と由比宿の間に位置し、難所としても有名な全長3kmの峠出、ここから眺める富士山は、まさに絶景といえる。いまも歌川広重の浮世絵と寸分違わない富士の麗姿を拝むことができる。

薩埵峠(さったとうげ)

June 25, 2005

◆つれあい

ほぼ日刊イトイ新聞には毎日、「ほぼ日式声に出して読めない日本語」というコーナーが連載されている。日曜日は無理語の日曜日(ムリムリサンデー)と題して、それは読めというのが無理だろう、という「ムリ語」を厳選して一つだけ載せている。これはかなり難解なものが多く、いままで読めなかったものを厳選してご披露する。
逑、安近短、弓爾乎波、手繦、飯匙倩、蟀谷。

逑(つれあい)
安近短(あんぽんたん)
弓爾乎波(てにおは)
手繦(たすき)
飯匙倩(はぶ)
蟀谷(こめかみ)

June 24, 2005

◆みうね

香川県から選ぶ新日本百名山を飯野山とするまで、時間がかかった。四国では、愛媛県に西日本最高峰の石鎚山がある。徳島県には第2の高峰となる剣山がある。高知県には日本百名山こそないが、県の山好きには「さんれい」と呼ばれて親しまれている三嶺がある。しかし、香川には、最初、これという山が思い浮かばなかった。

資料に目を通していたら、西行が詠んだと伝えられる、として「讃岐にはこれをば富士といひの山朝げの煙たたぬ日もなし」が紹介されていた。飯野山のことだ。讃岐富士といわれるほどに品格があり、歌に残されるほどに歴史がある。標高は422メートルだがこの山を新百名山に選ぶこととした。(岩崎元郎「新日本百山」より)

石鎚山(いしづちさん)
三嶺(みうね)

June 23, 2005

◆かんなわ

全国有数の温泉地、大分県別府市は20日、広辞苑の「別府」の項の説明に「市内に別府十湯などの温泉群がある」と記載されているのは不正確だとして、「十湯」を「八湯」に訂正するよう求める文書を出版元の岩波書店に郵送した。 別府市内には別府、海観寺、浜脇、堀田、鉄輪明礬、亀川、芝石など八つの温泉地がある。全国的には「別府温泉」の総称で親しまれているが、市は泉質が異なる八つの温泉地の魅力で活性化を図ろうと、観光キャンペーンなどで「別府八湯」としてPRしている。市によると、大正時代には由布院、塚原両温泉(いずれも湯布院町)を加え「別府十湯」と呼んだ時期もあったという。

鉄輪(かんなわ)
明礬(みょうばん)

June 22, 2005

◆たねすはら

新潟県中越地震で旧山古志村(長岡市と合併、690世帯2167人)の全域に出ている避難指示が、この夏にも一部で解除される見通しとなった。長岡市は20日、解除について具体的な検討に入ることを確認した。来月判明する地滑り調査の結果、梅雨期の降雨状況などを参考に国や県などと協議を始める。

旧村内の一部には春になって住人たちが通い、田植えやニシキゴイの産卵作業などが始まった。ガソリン店や食堂など店舗の営業も一部で再開した。しかし、長岡市内の仮設住宅から車で約1時間かかり、こうした地域では早期の避難指示解除を求める声が出ている。 一方、全14集落のうち住宅の全壊率が100%となった集落が四つあり、居住がなお困難な集落も多い。このため避難指示の解除は種苧原や虫亀地区など被害が軽かった複数の地区がまず対象になるとみられる。

種苧原(たねすはら)

June 21, 2005

◆せんだん

「栴檀は芳葉より香し」の栴檀白檀の別名なんだそうで、さらにそのむかしにはとも呼ばれていた。チョット前になるが、妙なる香りに誘われて迷い込んだのが小石川の住宅街だった。一軒の玄関先に植えられていた栴檀を見つけ、嬉しさで飛び上がったもんだ。すると地方出身の友人に、関西や九州では、どこにもある木だと冷や水を浴びせられ、ガックリさせられた。

栴檀(せんだん)
白檀(びゃくだん)
楝(おうち)

June 20, 2005

◆きさかた

秋田県由利郡仁賀保町・金浦町・象潟町の3町は合併し、2005年10月1日、「にかほ市」として発足する。

いにしえの象潟は、波静かな潟に島々が浮かぶ、それはそれは見事な景勝地で、当時は松島と並ぶ名勝とされていた。この地は九十九島といい、多くの文人・墨客が訪れた所でもある。ここは、松尾芭蕉の奥の細道、最北の地としても知られている。<象潟や 雨に西施が ねぶの花>

象潟(きさかた)

June 19, 2005

◆あすなろ

埼玉県鴻巣市の知的障害者更正施設「啓朋学園」で、運営資金を私的に流用していたとして、埼玉県警は同学園を運営する社会福祉法人翌桧会理事長を業務上横領容疑で逮捕した。

翌桧(あすなろ)

June 18, 2005

◆そうまえ

岩手県は、古くから馬産地として知られている江戸時代以前は、主として軍馬や騎馬として使われていたが、寛政年間から農耕用として農民が家族同様の愛情を注いで飼うようになり、人と馬がひとつ屋根の下で暮らす「南部曲がり家」が造られた。こうした愛馬精神から自然に生まれたのが馬の神をまつる「駒形(蒼前)神社」だ。

みちのく岩手の初夏を彩る国の無形民俗文化財・チャグチャグ馬コは、毎年6月に行われる「蒼前様」を信仰とするお祭で、100頭ほどの馬が、滝沢村の鬼越蒼前神社から盛岡市の八幡宮まで15キロの道のりを行進するお祭だ。馬のあでやかな飾り付けとたくさんの鈴が特徴で、歩くたびにチャグチャグと鳴る鈴の音が名称の由来といわれている。1996年には環境庁の「残したい日本の音百選」に選ばれた。

蒼前(そうまえ)

June 17, 2005

◆あたる

奄美大島の島唄といえば、いまや、その独特の節回しと哀愁溢れる曲調で、いまや全国的に名前を知られるようになったが、一頃は奄美出身というと沖縄の歌手と混同されることが多かった。奄美大島で有名な唄屋のほとんどは、不磨大工や大島の織り子、玩具店経営など本業の傍ら唄を披露する兼業歌手だ。そんな中で地元に残るか、島を離れるかでプロの道を選んだ歌手に「RIKKI」「ちとせ」「幸介」などがいる。

唄屋(うたや)
紬(つむぎ)
元(はじめ)
中(あたる)

June 16, 2005

◆かたも

核燃料サイクル開発機構(核燃機構)が、鳥取県湯梨浜町方面地区に放置してきたウラン残土約3000立方メートルのうち、放射線レベルが高い約290立方メートルを米国に輸出して撤去する方針を固めた。米国の民間精錬会社と今夏にも契約を結び、年内の海上輸送を目指す。

鳥取県中部にハワイがあるということは、好事家の間では夙に評判だったが、その羽合町、泊村、東郷町の3町村が2004年10月1日に合併、「湯梨浜町」が誕生した。町名の由来は、東郷湖から湧き出る温泉、大地がはぐくむ二十世紀梨、そして日本海に広がる白い砂浜」という、なんとも欲張ったイメージだ。ああ、遂に日本のハワイもなくなちゃった。

方面(かたも)
羽合(はわい)
湯梨浜(ゆりはま)

June 15, 2005

◆ぐみょう

12日午後8時半ごろ、千葉県東金市田間のJR東金線求名―東金間の砂押第1踏切付近で、成東発大網行き上り普通電車(4両編成)が、線路上に放置されていた工事用のパイロンのようなものと衝突した。乗客約70人にけがはなかった。東金線では、成東―求名間で5月5日と6月5日に線路上の放置自転車と電車が衝突する事故が相次いだ。5月17日には同区間で木製枕木が焼けているのも発見されている。

千葉県を走るJR、私鉄各線の難読駅名は次の通り。JR成田線「安食」、小湊鉄道「飯給」、JR久留里線「小櫃」 、JR成田線「木下」、「酒々井」、「下総松崎」 、JR外房線「東浪見」 、 銚子電鉄線「西海鹿島」、東葉高速鉄道「飯山満」、総武流山電鉄線「鰭ヶ崎」 、JR外房線「誉田」 、JR総武本線「八街」 、千葉都市モノレール1号線「葭川公園」 。

安食(あじき)
飯給(いたぶ)
小櫃(おびつ)
木下(きおろし)
酒々井(しすい)
下総松崎(しもうさまんざき)
東浪見(とらみ)
西海鹿島(にしあしかじま)
飯山満(はさま)

鰭ケ崎(ひれがさき)
総元(ふさもと)
誉田(ほんだ)
八街(やちまた)
葭川公園(よしかわこうえん)

◆きりきり

岩手県上閉伊郡大槌町の吉里吉里海岸で2日、東和町の東和中の2年生96人が今では見られなくなった地引き網漁を体験した。

およそ20年ほど前、井上ひさしの小説「吉里吉里人」をきっかけに、地方自治体が、いわば町おこしの旗印として独立国家を宣言、独自に観光のための政策を作ったり、国家同士のサミットなどを行ったりと、ちょっぴりママゴトっぽいけど大真面目に頑張っていたのでした。

蓬莱島(ひょっこりひょうたん島) はテレビ人形劇として放送された「ひょっこりひょうたん島」のモデルになった島といわれている。大槌湾に浮かぶ小島で、陸地から島まで約400mの防波堤で結ばれている。

吉里吉里(きりきり)

June 13, 2005

◆ほうだつしみず

青森県鶴田町や石川県宝達志水町(施行当時は押水町)は全国でも珍しい「朝ごはん条例」を持つ。子どものころからの規則的な食生活を奨励し、健康作りを目指している。05年3月1日、押水町と志雄町が合併し、石川県羽咋郡「宝達志水町」は誕生した。石川県の中央部、能登地方の南端に位置し、東には能登半島の最高峰宝達山(637m)を臨む。

宝達志水町(ほうだつしみず)

青森県では「期待族取締り条例」、暴走族を煽ったり囃し立てたりする行為を取り締まる条例である。地元の祭りがそういう輩の温床となり正常な祭り行事が遂行できないことがきっかけでできた条例らしい。
日光市では「野生ザルへの餌付けを禁止条例」、そういえば教科書出版最大手が、全国の変わった条例の紹介で、新潟県中里村がつくった 「雪国はつらつ条例」を「雪国はつらいよ条例」と間違えてしまったこともあった。ほんと、雪国は辛いもんねえ。

June 12, 2005

◆はえばる

地下壕や軍の施設など戦争に関わる遺跡が国や自治体の文化財に指定登録される例が増えている。沖縄県南風原町は陸軍病院壕を、大分県宇佐市は敵の攻撃から航空機を守る掩体壕を指定し、管理保護した。太平洋戦争末期に旧海軍の中枢部が置かれた横浜市の日吉台地下壕、少年飛行兵を送り出した茨城県の海軍土浦航空隊跡、強制連行した朝鮮人を動員したとされる長野県の松代大本営予定地地下壕なども、国指定の文化財として検討されている。

南風原(はえばる)
掩体壕(えんたいごう)

June 11, 2005

◆かぶきもん

大川端の「御宿かわせみ」を出て、大川沿いにしばらく歩くと、左手に鄙びた古刹がある。冠木門から総籬の辺りを、年老いた堂守が竹箒をかけている。その傍を子連れの美人が通りかけた。鉄漿をしているから亭主持ちなのだろう。4歳ぐらいの女の子は頻りと酸漿を鳴らしていた。遠くの方から能太鼓、小鼓、大太鼓の音が大川の風に乗って聞こえてくる。八丁堀同心、源三郎は今度の事件が中々平仄に合わず、気伏せいものになりそうだと感じていた。(平岩弓枝「おん宿かわせみ」より)

冠木門(かぶきもん)
総籬(そうまがき)
竹箒(たかぼうき)
鉄漿(おはぐろ)
酸漿(ほおずき)
能太鼓(のうおおかわ)
畝(うね)
平仄(ひょうそく)
気伏せい(きぶっせい)

June 10, 2005

◆やすおか

長野県泰阜村の松島貞治村長は4日、村道の維持管理や森林整備などの行政事務を県などに委託し、村の業務は在宅福祉など一部事業に絞るという私案を公表した。立法措置がなければ実現できないが、合併しない小規模町村側が提案した生き残り策として注目される。新潟県関川村で開かれた「小さくても輝く自治体フォーラム」で報告した。合併せずに自立の道を目指す自治体など約50市町村の関係者が参加した。

じつは最初の戦争は東北の一寒村から起こった。2001年10月31日、福島県矢祭町矢祭町議会が全会一致で採択した「市町村合併をしない矢祭町宣言」は当事者たちが想像もしていなかった大きな反響を全国に引き起こした。根本町長らが呼び掛け人になって、小規模町村の存在意義を謳う「小さくても輝く自治体フォーラム」が長野県栄村(03年2月、全国から45町村長が参加)で開かれ、その後も同じ趣旨のフォーラム開催が各地に伝播した。政府・与党の目指した合併がまだ目標の半分に留まっている一因は、「小さくても輝く自治体」からの反乱にあったとみて間違いない。

泰阜(やすおか)

June 09, 2005

◆かに

小さな黄色い花が涼しさを呼ぶヒメコウホネの花が、岐阜県可児東帷子、薬王寺境内にある群生地のため池で咲き始め、市民らを楽しませている。ヒメコウホネは、スイレン科コウホネ属の浮葉性の多年草。浅い池や沼、小川などに自生し、6月から9月にかけて、直径約3センチの花を水面上に咲かせる。県内5カ所の自生地の一つの同池(約850平方メートル)では、5月22日に1本が咲いたのを皮切りに次々に開花。今月中旬には、150本の花が咲いて見ごろになるという。

可児(かに)
東帷子(ひがしかたびら)

なお、コウホネの漢字表記は「河骨」と書く。

June 08, 2005

◆ぬばたま

時代小説を読んでいると、着ている物の色についての表示がある。読み方も難解な上に、どんな色なのか分からないことも多い。

濃い赤紫の「檜皮色」、赤みを帯びた深い青の「縹色」、明るい若草色の「萌黄色」、淡い緑黄色の「木賊色」、茶系に近い茶緑色の「海松色」、一番薄い藍色の「瓶覗色」、淡い茶紫で鉄漿に使った「空五倍子色」、緑がかった青色の「浅葱色」、茶褐色の「紅殻色」、漆黒色の「烏羽色」、橡(つるばみ)で染めたねずみ色の「鈍色」などなど。

檜皮色(ひはだいろ)
縹色(はなだいろ)
萌黄色(もえぎいろ)
木賊色(とくさ)
海松色(みるいろ)
瓶覗色(かめのぞきいろ)
空五倍子色(うつぶしいろ)
浅葱色(あさぎいろ)
烏羽色(ぬばたま)
紅殻(べんがら)
鈍色(にびいろ)

June 07, 2005

◆まごめ

伊勢神宮(三重県伊勢市)で20年に一度行われる式年遷宮(2013年)に向けて3日、長野県上松町で御神木を切り出す「御杣始祭」が行われる。式典の神宮祭主で、天皇の姉に当たる池田厚子さんが2日、中津川市馬籠の中山道馬籠宿に立ち寄り、木曽路の文化に触れた。

 御神木とは、御神体を納める器となる「御樋代木」の通称。中津川市加子母でも5日に御神木を切り出す「裏木曽御用材伐採式」が行われ、両地から出発した御神木はそれぞれ別々のルートで伊勢市に向かう。三重県桑名市の桑名宗社で合流し、内宮に9日、外宮に10日に到着する。

馬篭(まごめ)
御杣始祭(みそまはじめさい)
御樋代木(みひしろぎ)

June 06, 2005

◆げとう

4日午後8時20分ごろ、岩手県北上市夏油温泉近くの国民宿舎夏油山荘から、「宿泊予定の登山客15人が下山時刻になっても下りて来ない」と北上署に通報があった。15人は4日午前6時から同県胆沢町の中沼登山口から登山を始め、焼石岳(1548メートル)を経由し、午後6時ごろ、北上市の夏油温泉近くに下山する計画だった。

岩手県の焼石岳で行方不明となった関東の男女15人は、5日午前5時20分すぎ、同県北上市の夏油温泉近くに自力で下山した。けがはなかった。

焼石岳のある栗駒国定公園は岩手、宮城、秋田及び山形の四県にまたがり主峰焼石岳を中心とする焼石連峰一帯と栗駒山、神室山を中心とする区域に分かれている。焼石地区は優れた山岳景観の他、ブナの原生林、湿原植物群落、高山植物群落などの植生の見どころと、雪渓、草原、湖沼群、渓谷美など特色ある景観で構成されている。


夏油(げとう)
胆沢(いさわ

June 05, 2005

◆おとしべ

4日午前5時半ごろ、北海道八雲町のJR函館本線「落部」駅近くで上野発札幌行きの寝台特急カシオペアの運転手が、線路上に怪我をした鹿がいるのを見つけ急停車した。現場は単線で、この列車や後続の列車が約1時間半ほど遅れた。鹿はほかの列車に衝突した可能性がある。

落部(おとしべ)
なお、JR函館本線には、ほかにも次のような難読駅名がある。
掛澗、上幌向、国縫、熱郛、蕨岱、妹背牛、発寒

掛澗(かかりま)
上幌向(かみほろむい)
国縫(くんぬい)
熱郛(ねっぷ)
蕨岱(わらびたい)
妹背牛(もせうし)
発寒(はっさむ)

June 04, 2005

◆あっそ

和歌山県を走るJR、私鉄沿線には次のような難読駅がある。
JR紀勢本線朝来、南海貴志川線伊太祁曽、竈山 、南海高野線学文路、JR和歌山線笠田、南海貴志川線神前、JR和歌山線千旦、JR和歌山線中飯降、JR和歌山線布施屋、JR阪和線六十谷

朝来(あっそ)
伊太祁曽(いだきそ)
竈山(かまやま)
学文路(かむろ)
笠田(かせだ)
神前(こうざき)
千旦(せんだ)
中飯降(なかいぶり)
布施屋(ほしや)
六十谷(むそた)

June 03, 2005

◆まえだいてん

一切経山は吾妻山の一峰である。吾妻山は福島・山形両県にまたがる大きな山群の総称である。連山の最高峰「西吾妻山」の東側にある一切経山は吾妻小富士、鎌沼を眼下に従えて盟主然と聳え立っている。前大巓の南斜面に残る雪面がそのまま、鎌沼に落ち込んでいる光景はまさに絶景かなといった趣だ。

一切経山(いっさいきょうざん)
前大巓(まえだいてん)

「巓」(てん)とは頂上のこと。

June 02, 2005

◆いきち

隠れ脳梗塞の通称で知られている無症候群脳梗塞の患者が増えている。無症候群脳梗塞は脳の微小血管に脳梗塞が起こるが、極めて小さいため症状がない。脳は一定のレベルまでは明らかな症状が現れない。症状が現れるか現れないかの境界を閾値というが、無症候群脳梗塞は閾値を越えていない状態を指す。たとえ症状があっても、立ち上がるときに少しふらつく、なんとなく頭が重い、疲れた感じがするという程度なので、ついつい見逃しがちだが、一度起きた梗塞は改善することがなく、放っておくと梗塞部分が増えて徐々に閾値に近づいていく。

閾値(いきち)

June 01, 2005

◆しわく

香川県丸亀市本島町に属する塩飽諸島は、瀬戸中央大橋の近辺の本島・広島・与島・牛島・手島・小手島など大小28島からなっていて、「塩飽」は坂出などで盛んだった製塩で「塩焼く」からきてるともいうし、激しい潮流が湧いているようなところを「潮湧く」というところからともいう。豊臣秀吉は塩飽水軍の650人に対し、朱印状により1250石の領地を与え、彼らは人名と称し、その後、江戸時代までどの藩にも属さない独立自治を認められた。

塩飽(しわく)
人名(にんみょう)

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