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September 2008

September 30, 2008

◆えちがわ

文化審議会は26日、日本福音ルーテル市川教会会堂(千葉県市川市)、名古屋陶磁器会館(名古屋市)、近江鉄道愛知川橋梁(滋賀県東近江市―同県愛荘町)、中俣家住宅主屋(鹿児島県指宿市)など、43カ所110件の建造物を、新たに登録有形文化財に登録するよう塩谷文部科学相に答申した。

日本福音ルーテル市川教会会堂は、米国の建築家ヴォーリズの晩年の作品。切り妻造りの礼拝堂や、平滑な外壁の円窓や半円アーチ窓などにその作風を伝える。名古屋陶磁器会館は外観にスクラッチタイル、階段室にモザイクタイルなど幾何学的なモチーフをあしらった昭和初期の建築。

現在も使われている近江鉄道愛知川橋梁は、明治後期に造られ、イギリス橋梁技術の特徴をよく示している。中俣家住宅主屋は明治後期の大規模な町家で、3段にふいた屋根が複雑に重なる独特の外観が特徴だ。

愛知川(えちがわ)橋梁

September 29, 2008

◆はえどまり

フグの取扱量日本一を誇る山口県下関市の南風泊市場で26日、天然トラフグの初競りがあった。競りは午前3時20分に始まった。筒状の袋の中で指を握って価格交渉する独特の「袋競り」で、次々と競り落とされていった。

今年は不漁が響き、初日の取扱量は昨年より400キロ少ない約500キロ。最高値は1キロ当たり1万6千円と、例年より2割ほど高値のスタートとなった。海水温が高かったことや原油高で漁場を探し回れなかったことが影響したという。

南風泊(はえどまり)

September 28, 2008

◆よつぐるま

大相撲の西幕下13枚目の四つ車大八(28)が秋場所13日目の26日、7戦全勝で幕下優勝を決め、11月の九州場所での新十両昇格を濃厚にした。この名前は部屋の由緒あるしこ名で、江戸時代に名乗っていた幕内力士が「め組の喧嘩」として伝えられる町火消しとの乱闘騒ぎを起こし、それが歌舞伎の「神明恵和合取組」という演目になったほどだ。

四つ車(よつぐるま)大八
神明恵(かみのめぐみ)

September 27, 2008

◆よしじまわたしばじまちょう

BS京都は9月23日、JRA京都競馬場(伏見区葭島渡場島町)で「第1回JRA京都競馬場大運動会」を開催した。同イベントは普段は馬が走るダートコースを人間がリレー形式で走り、タイムトライアルで優勝を決めるもの。全国のJRAの競馬場コースで人間が走るイベントの開催は今回が初めて。無料で観戦することができ、約2,500人が来場した。

レースは、一般の部(1,000メートル)、大学生の部(1,200メートル)、駕籠かきレース「淀君ステークス」(300メートル)の3種類。普段はサラブレッド競争が映し出される同競馬場の特大ビジョンには1レース6チームで競われる出場者の映像が映し出され、際どいレース展開や走者がダートコースに足をとられる光景に観客から歓声や笑いが起こった。

葭島渡場島町(よしじまわたしばじまちょう)
 

September 26, 2008

◆もずごびょうやま

宮内庁が天皇や皇族の墓の可能性がある「陵墓参考地」に指定する堺市の百舌鳥御廟山古墳(5世紀中ごろ)で今秋、同庁の調査に合わせ、堺市も指定範囲外の堀を発掘することになった。陵墓や参考地の調査を、宮内庁と地元自治体が足並みをそろえて行うのは初めて。

百舌鳥御廟山古墳は全長約186メートルの前方後円墳。日本最大の大山古墳(仁徳天皇陵)=全長約486メートル=を含む百舌鳥古墳群では、4番目の大きさだ。宮内庁は墳丘本体のみを陵墓参考地として管理し、周囲の堀は地元の地域自治会が所有している。

巨大古墳のほとんどは宮内庁が陵墓や参考地として管理する。何かの工事の際に宮内庁が独自に発掘調査する。ただ、古墳は長年の間に浸食を受ける。築造時の形状を正確に知るには、陵墓指定範囲の周辺も調べる必要がある。その一環として今回、宮内庁と同時に百舌鳥御廟山古墳の墳丘に接する部分の堀底を発掘する。発掘部位は宮内庁と調整して決める。

宮内庁は今年、外部の研究者の陵墓への立ち入り調査を認めたが、発掘は庁内の専門職員以外には認めていない。大山古墳や誉田御廟山古墳(応神天皇陵)など全長400メートルを超える巨大古墳もいずれ護岸工事が必要だが、その大規模な事前調査は、同庁の職員だけでは難しいという指摘もある。堺市との同時調査の実現は、今後の陵墓調査で地元自治体と協力する可能性を探るものになりそうだ。

百舌鳥御廟山(もずごびょうやま)
誉田(こんだ)御廟
大山(だいせん)古墳

September 25, 2008

◆たおこ

藤山窈窕子さん(藤山明基タムラ製作所代表取締役専務執行役員の母)15日死去、93歳。

徳増須磨夫氏(元住友海上火災保険社長)10日午後11時、肺炎のため東京都稲城市の病院で死去、85歳。

相生卓男さん(元科研製薬常務)が12日、胃がんで死去、69歳。

加地和さん(弁護士、元衆院議員)14日、膵臓がんで死去、71歳。

藤山 窈窕子(ふじやま たおこ)
徳増 須磨夫(とくます すまお)
相生 卓男(あいおい たくお)
加地 和さん(かじ やまと)

September 24, 2008

◆さしば

福岡市西区の元岡遺跡群で、約2千年前の弥生時代中期末(紀元前後)に作られた色鮮やかな形の木製品が出土したことが13日、わかった。遺跡群は福岡市教委が発掘調査を続けてきた。中国の史書「魏志倭人伝」にある「伊都国」の一角とされ、王族らの権力や暮らしぶりを物語る重要な資料となる。

翳は、儀式の時などに使われた、円いうちわのような道具。中心に穴が開いたドーナツ状の円形部分を柄にとりつけて、貴人に差し掛け、顔を隠すために使われたらしい。出土したのはその一部で、長さ22センチ、幅8センチ、厚さ1センチほどの半円形。両面に赤い顔料で、鋸歯文という、のこぎり状の文様が二重に描かれている。権力の象徴として、伊都国の王族ら有力者が使ったと考えられる。翳形木製品としては最古級とみられる。

翳(さしば)
鋸歯文(きょしもん)

September 23, 2008

◆しゅくがわ

20日午前11時50分ごろ、兵庫県西宮市甲陽園若江町の阪急甲陽線甲陽園駅で、夙川発甲陽園行き普通電車(3両編成)が停止しようとしたところ、3両目が脱線した。乗客ら約20人にけがはなかった。西宮署などによると、電車が同駅に到着した際、男性運転士(31)がブレーキをかけて停止しようとしたところ、最後尾の3両目前方の車輪が脱輪したという。異常に気付いた運転士が緊急停止し、駅員を通じて近くの交番に届けた。この事故で、同線は全線で運転を一時見合わせた。

夙川(しゅくがわ)

September 22, 2008

◆まるせっぷ

北海道遺産になっている森林鉄道の蒸気機関車「雨宮21号」の生誕80年を祝う記念イベントが13日、SLを動態保存している網走支庁遠軽町丸瀬布上武利の森林公園いこいの森であった。

雨宮21号は、1928(昭和3)年に東京の雨宮製作所で製造された。丸瀬布町武利意森林鉄道で総延長約80キロの軌道を走り、58(同33)年まで木材を運んだ。61(同36)年の廃線時、十数両の機関車がスクラップになる中でただ1台、旧丸瀬布町民の保存運動が実り残った。実際に動かすことができる状態で保存・展示されている蒸気機関車として、広く知られる。

丸瀬布(まるせっぷ)
上武利(かみむり)
武利意(むりい)

September 21, 2008

◆あとり

横浜1―14巨人(16日・横浜) 巨人の李承燁が昨年9月7日以来、来日2度目の1試合3本塁打で7打点と大暴れ。まず1―0の3回2死一、二塁。那須野の初球、肩口から入るカーブを完ぺきにとらえ、右中間席中段へ3ラン。4回は2死一塁、カウント0―1から牛田の外角高めのフォークを右翼席へ。6回も2死一塁から阿斗里の初球、真ん中低めの直球を中越えへ運んだ。

李承燁は「3打席連続も7打点も、韓国時代を含めてプロ入り後初めて。とても興奮している」と大喜び。「今も完ぺきと思っていない。もっと試合に出れば状態は上がる」逆転優勝へさらに上を目指す。

昨春のセンバツは、帝京高エース・阿斗里がブレイクした大会だった。小城高を相手に、1試合で20三振を奪った。その後スランプに陥り、エースから脱落したが、実績を買われ、阿斗里は高校生ドラフト3巡目で横浜入りした。16日の試合がプロ野球一軍戦デビューだった。

李 承燁(い すんよぷ)
阿斗里(あとり)

September 20, 2008

◆やなせ

台風13号は19日正午には四国沖、19日午後6時には紀伊半島沖の海上を通過する見込みだ。20日には関東に接近する可能性がある。
気象庁によると、台風13号は19日午前、室戸岬の南約90キロを時速約30キロで北東に進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル。同日午前11時までの24時間降水量は奈良県上北山村の日出岳で568.5ミリ、徳島県那賀町木頭村で250.5ミリ、高知県馬路村魚梁瀬で159.5ミリ、高松市香南町で49.5ミリなどを記録した。

木頭村(きとうそん)
馬路(うまじ)村
魚梁瀬(やなせ)

September 19, 2008

◆ほよしだけ

台風13号は18日夕、鹿児島県の種子島を通過。午後6時現在、風速25メートル以上の暴風域を伴って時速約20キロで東北東に進んでいる。同夜中に九州南部に最接近し、19日午前6時には高知県足摺岬の南南西90キロ付近に達する見込みだ。

 気象庁によると、18日午後8時までの24時間雨量は、鹿児島県肝付町・甫与志岳で414ミリ、宮崎県日南市の深瀬で280.5ミリ。19日午後6時までの24時間の予想雨量は、九州南部で250ミリ、九州北部は150ミリ。

肝付(きもつけ)町
甫与志岳(ほよしだけ)

September 18, 2008

◆うえよなばる

北京パラリンピック最終日の17日、陸上男女マラソンが北京五輪と同じ天安門広場-国家体育場のコースであり、車いす男子の運動機能障害T54で笹原広喜選手(34)が1位と同タイムの1時間23分17秒で銀メダルに輝いた。同T52部門では上与那原寛和選手(37)が1時間40分10秒で銀、前回アテネ大会優勝の高田稔浩選手(43)=が銅メダルを獲得した。

視覚障害クラスの日本勢男子は、前回優勝の高橋勇市選手(東京都)の16位が最高だった。日本勢は競技を終了。通算メダル数は27個(金5、銀14、銅8)となり、アテネ大会の52個から大きく減った。

上与那原(うえよなばる)寛和

September 17, 2008

◆よなぐにじま

台風13号は16日正午現在、沖縄県・宮古島の北西約290キロの海上を東に進んでいる。16日午後には、沖縄本島地方が風速15メートル以上の強風域に入り、17日から18日にかけて九州南部と鹿児島県・奄美地方に接近する恐れがあるとして、気象庁は注意を呼びかけている。

6日間にわたって暴風域、強風域に入っていた同県与那国町では、住宅7棟が全半壊、56棟が一部損壊の被害を受け、県道、町道の16か所でのり面や路肩が崩壊。サトウキビなど農作物も被害を受けたという。同町は被害総額は約3億円とみている。

与那国島は日本の八重山諸島西端の島で、台湾の北東、日本の最西端に位置する。全島が沖縄県八重山郡与那国町に属している。北緯24度26分58秒東経122度56分01秒[1]に位置する西崎は、正式な日本の極地のなかで唯一、一般の交通機関で誰でも自由に訪れることができる場所である。

与那国島(よなぐにじま)
西崎(いりざき)

September 16, 2008

◆ぶにゅうどう

石川県白山市の秋祭り会場で突っ込んできた車にはねられたり、鎌で切りつけられたりして、7人が殺傷された事件で、県警に殺人未遂容疑で現行犯逮捕された金沢市法光寺町の露天商が、調べに対し「祭りの主催者にからかわれたので殺そうと思った」と供述していることがわかった。

県警の発表によると、亡くなったのは白山市部入道町の男性(30)。刺し傷は確認されておらず、死因は車にはねられた出血性ショックだった。このほか、同市鶴来の男性2名が重傷。

部入道(ぶにゅうどう)町
鶴来(つるぎ)

September 15, 2008

◆つまこい

日本一のキャベツ産地の嬬恋村で14日、キャベツ畑を一望できる村の新名所「愛妻の丘」で愛妻家らが妻や恋人に愛を告白する「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ(通称キャベチュー)2008」が開かれた。「いつもそばにいてくれてありがとー」「おれと結婚してくださーい」。愛のメッセージが“愛妻家の聖地” に響き渡った。

キャベチューは今年で3回目。全国各地から集まった70人の愛妻家や独身男性が、会場に設置された“愛のお叫び台”から、胸に秘めた思いを爆発させた。

キャベチューの参加者は増え続け、今年は昨年の約2倍のカップルが参加。東京都内のバス会社はカップル10組を無料招待する企画を立てたが、応募は260組にも上った。

嬬恋(つまこい)村 

September 14, 2008

◆かんぼくじょう

「藻塩草」「見ぬ世の友」と並び、日本三大手鑑の一つに数えられる「翰墨城」(国宝)。同手鑑に収蔵された、かなの名筆など約60点を展示する「所蔵 かなと墨跡展」が、静岡県熱海市のMOA美術館で開かれている。

「手鑑」は奈良~室町時代の古筆の断簡を集成したもので、かなの成立や書の歴史などを考えるうえで重要な資料だ。中でも「翰墨城」は、こうした古筆の断簡311枚を帖の表裏に張ったもので、高野切、名家家集切などといった、いわゆる「名物切」の大半を網羅した名手鑑だ。

今回はそのうち高野切(伝紀貫之筆)など数十点を公開。このほか、無準師範墨跡「帰雲」(重文)などをあわせて展示している。

手鑑(てかがみ)
翰墨城(かんぼくじょう)

September 13, 2008

◆あいお

山口県秋穂町は、近世の干拓により黒潟ができる以前、海に突き出た半島であった秋穂半島西側に形成され、中世における長門・周防両国の中心で大内氏の本拠・山口の南の外港を担った港町。くるまえび養殖発祥の地で、夏には、干潟に放した活きたくるまえびを捕まえる、「えび狩り世界選手権」も行われる、くるまえびの聖地だ。

車えびとは、身体を曲げたときの縞模様が、あたかも車輪のスポークのように見えることからこの名が付いた。魚のスズキやブリのように大きさにより呼び名が変わる「出世えび」で、10cm以下のものは「小巻」「鞘巻」などといわれ、大きくなるにつれ、順に「中巻」、「巻」となり、20cm前後で「車えび」と呼ばれるようになる。30cm近くになる大きいものは「大車」となり、あまりに大きいものは大味になるので天ぷらには鞘巻が使われる。

秋穂(あいお)町

September 12, 2008

◆ひなご

「こうしななければならないという制約がほとんどなく、自由な発想で創作できるところが楽しい。折る、丸める、切る、つぶす、という作業を施すことで、3ミリ前後の細い紙があらゆる形に変化するのが魅力的です」と語るのは「日本クイリングギルド」社長日名子豊美だ。

クイリングとはニードルという細い棒状の道具で、帯状の紙をクルクルと巻いて、いろいろな形のパーツを作り、それを組み合わせてカードやボードなどに貼り付けて、さまざまな装飾を施したり、立体的な動植物、人形などを作製したりするペーパークラフトの一つ。

日名子(ひなご)豊美

September 11, 2008

◆はさまうら

三重県南伊勢町迫間浦の海岸で、伊勢志摩地方特産のアオサノリの種付け作業が最盛期を迎えている。養殖業者らは長さ20メートル、幅1.5メートルほどの網を10枚ほど重ね、浅瀬に打ち込んだ木製のくいに結びつけていた。

 くまの灘漁協迫間浦支部によると、作業は今月初めから、入り江の河口付近の波の静かな汽水域で始まった。潮の満ち引きによりアオサノリの種が網に付くという。10月以降、近くの本張り場と呼ばれる場所に移される。冬場の水温がノリの出来栄えに大きな影響を与えるとされる。

 三重県は全国有数のアオサノリの生産量を誇り、来年1月中旬から4月ごろまでに収穫するという。

迫間浦(はさまうら)

September 10, 2008

◆うっぷるい

十六島は島根県出雲市にある地名で、語源には諸説がある。その昔、少彦名命という神様がこの地で海苔をはぎ取り、海水に浸し幾度も打ち振り、大社に持参したという。その「打ち振り」が訛ったという説、朝鮮語のウルピロイ(巨大な岩)が変化したという説もある。また、最近の研究では「ウップ」は「松木」、「ルイ」は「多い」というアイヌ語が語源という説が有力である。

島根半島の北東部、平田市の日本海側にある、その十六島湾近辺でしか採れない海苔は、12月から3月にかけて、糸のような細長い葉体が成長しながら自然に粘着し、布のように連なって平坦な岩床に付着する。きめが細かく髪の毛のようにしなやかで、紫色をともなった漆黒の光沢と鮮やかな磯の香りを放つこの海苔は、まるで自然が生んだ芸術品のようだ。

十六島(うっぷるい)
六十六願(もどろ)
(参考)

September 09, 2008

◆ひおんどり

火踊り」とは長篠の戦いで知られる、織田・徳川と武田両軍の軍勢が激突した設楽原の合戦の戦死者の霊を慰めるために始まったまつりで400年以上の歴史をもつ。激戦の舞台となった信玄原で、囃子にのって長さ2~3m、直径80cmほどの大松明を振り回す様子は、勇壮そのもの。なお、火おんどりとは火踊りが転訛したものだそう。

設楽原(したらがはら)
火踊り(ひおんどり)

September 08, 2008

◆しののめろう

明治から昭和にかけて西日本屈指の遊郭街だった熊本市二本木地区。JR熊本駅に近いこともあり、九州新幹線の全線開業をにらんだ「まちおこし」が模索されているが、その代表的なアイテムとして注目を集めているのが二本木サイダーだ。5月の発売以来、すっきりとした味わいで人気を集めており、すでに5千本が売れたという。

参考にしたのは昭和40年代まで、同地区のメーカーで製造され、市内全域で愛飲されていた「寿サイダー」。同地区の高齢者に約10種類の試作品を飲んでもらうなどし、当時の味の復活を目指した。

また、サイダー瓶に張られたラベルには、たばこを吸う着物姿の遊女が描かれており、「東雲楼遊郭は文化の源流 豊かな宝庫」と明記。往時の二本木をしのんでいる。

東雲楼(しののめろう)

September 07, 2008

◆はじさい

「関東最古の神社」とも言われる埼玉県鷲宮町の「鷲宮神社」で7日にある「土師祭」で、人気アニメのキャラクターをあしらった神輿を作って担ぎ手を募集したところ、全国から応募が殺到。約100人の募集は、わずか3日で定員オーバーした。

 神社は、鷲宮町の隣の幸手市出身の漫画家、美水かがみさんが女子高生らの日常を描いたアニメ「らき☆すた」に登場し、注目されるようになった。今年の正月には、前年の倍以上の約30万人が初もうでに訪れた。コミック単行本の売り上げは、1~5巻で計200万部。神輿は、アニメ人気にあやかりたい祭りの運営会が企画。一部のファンと一緒に手作りした。

土師祭は例年9月、「千貫神輿」を担いだ若者が神社と街中の間を往復約2キロ練り歩く祭り。「千貫(約4トン)」と言われる神輿を、「関東一円から集まった担ぎ手が、一度に200人で支える」(商工会)という迫力が売りだ。

一方、「らき☆すた神輿」は高さ約180センチ、幅約160センチで、重さ約130キロ。中に明かりを入れてキャラクターの絵柄を浮き上がらせる。素人でも担げるように軽いのが特徴だ。

土師祭(はじさい)
美水(よしみず)かがみ

September 06, 2008

◆かおみせ

東海地方に秋の訪れを告げる風物詩、名古屋・御園座の「まねき上げ」が先月26日午前、歌舞伎界の重鎮で人間国宝の中村富十郎と2代目を襲名した気鋭俳優の中村錦之助も駆けつけてにぎやかに行われた。10月の歌舞伎公演「顔見世」の出演俳優名などを勘亭流で黒々と書き上げた「まねき看板」を劇場壁面に掲げて公演の成功を祈る行事。

富十郎や錦之助が「みなさまに満足していただける立派な舞台になるよう、一生懸命つとめます」とあいさつし、劇場幹部らと34枚の看板に塩を投げて「吉例顔見世 千秋万歳 大々かのう」「ヤー、ヤー、ヤー」。鏡開きの後、見物客約400人と一緒に手締めをして前景気をあおった。

44回目の今年は錦之助の襲名披露興行でもあり、坂田藤十郎、坂東三津五郎らの人気俳優も出演、「金閣寺」や「河内山」など8演目で極彩色の歌舞伎絵巻を繰り広げる。

顔見世(かおみせ)

September 05, 2008

◆うしろがた

海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸が2月、千葉県房総半島沖で衝突し、漁船の親子2人が犠牲になった事故の第1回海難審判が4日、横浜地方海難審判庁(織戸孝治審判長)で始まった。刑事裁判の被告にあたる「指定海難関係人」として過失責任を問われた衝突前と衝突時の当直責任者だった士官らは謝罪したが、「清徳丸の右転で危険が生じた」などと述べ、清徳丸の航路や操船について、起訴状にあたる申立書の事実を争う姿勢を示した。

海自の組織が審判対象となるのは、30人が犠牲になった88年の潜水艦「なだしお」と釣り船第1富士丸の衝突事故以来2例目。海自の組織的な責任がどう判断されるかも焦点となりそうだ。

関係人とされているのは、衝突前の当直士官で航海長だった後瀉桂太郎3等海佐(36)▽衝突時の当直士官で水雷長だった長岩友久3佐(35)▽艦長だった舩渡健1佐(53)▽当直士官を補佐する戦闘指揮所(CIC)の責任者で船務長だった安宅辰人3佐(43)のほか、あたごが所属した旧第63護衛隊(組織改編)の5者。

後瀉(うしろがた)桂太郎
舩渡(ふなと)健
安宅(あたか)辰人

September 04, 2008

◆いみずし

日本海の冬の味覚・ベニズワイガニ漁が解禁となり、2日、富山県射水市新湊漁港で初競りがあった。1日午前0時の解禁を待って5隻のカニかご漁船が出港。沖合20~30キロ、水深450~2500メートルの富山湾にカツオの切り身を入れたカニかごを沈めた後、2日未明に引き揚げた。

透き通るような鮮紅色のカニが整然と並ぶ競り場で、午後1時から初競り。場内に威勢のいい声が響き渡った。初日の水揚げは、昨年(2415匹)を上回る3380匹。大きく、身もよく詰まったものが目立ち、最高で1匹8千円の浜値がついた。漁は来年5月31日まで続く。

射水市(いみずし)
新湊(しんみなと)

September 03, 2008

◆いわせ

和歌山県教委は26日、和歌山市岩橋の特別史跡「岩橋千塚古墳群」の大日山35号墳(6世紀前半、前方後円墳)から、矢を入れる武具「胡ろく」の形をした埴輪が見つかったと発表した。県教委によると、胡ろくの形の埴輪出土は全国で初めて。

胡ろくは馬に乗る際に腰に装着して使われたとされ、大陸の騎馬文化の影響を受けた可能性がある。同じ古墳からはこれまでに、一つの頭の前後に顔が二つある人物埴輪や翼を広げた鳥形埴輪も初めて出土している。人物埴輪のほおには、矢の羽根部分と矢尻の入れ墨らしい線が彫られていた。専門家は「大和政権とは異なる独自の発想を持つ勢力が存在したのでは」と推測している。

岩橋千塚古墳群は大阪府岬町から和歌山県北部の紀の川流域を拠点とする有力豪族だった紀氏の墓とされ、紀氏は朝鮮半島や中国との交流も盛んだったとされる。

岩橋(いわせ)
紀氏(きうじ)

◆けや

男子ゴルフのバナH杯KBCオーガスタは31日、福岡・芥屋ゴルフ倶楽部(7173ヤード=パー72)で最終ラウンドがあり、プロ5年目の甲斐慎太郎が3バーディー、ノーボギーとスコアを三つ伸ばし、通算10アンダーでツアー初優勝を果たした。1打算の2位に星野英正、さらに1打差の3位に宮里優作ら4人が入った。石川遼は73で回り、2オーバーの39位だった。

芥屋(けや)

September 01, 2008

◆ひまかじま

31日午前8時ごろ、愛知県南知多町日間賀島久渕港北側にある波消しブロックに女性が仰向けの状態で倒れているのを釣りに来た自営業の男性が見つけ、近くの駐在所に届けた。県警で調べたところ、歯型などから、29日未明、同県岡崎市付近の集中豪雨後、行方不明になっていた同市城北町、無職杉本富美子さん(80)と確認された。

杉本さん宅は、同市内ではんらんした伊賀川沿いにあり、集中豪雨で1階部分が川に流されていた。地元消防や警察などでは、杉本さんが、増水した川に流されたものとみて、川の下流域にまで範囲を広げて捜索を続けていた。杉本さんが発見された日間賀島は、不明となった自宅から直線距離で約30キロ離れた、三河湾の知多半島沖にある。

日間賀島(ひまかじま)
久渕(くぶち)

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