20日午前9時ごろ、岐阜県御嵩町顔戸で、地面が東西約50メートル、南北約60メートルにわたって陥没した。深さは最大約3メートル。可児署によると、付近の住宅6軒が傾き、中に住民数人がいたが、けが人はなかった。同町は5世帯17人に対して避難指示を出し、9人が避難した。周辺の町道は通行止めになっている。
現場は東海環状道の可児御嵩インターチェンジから北東に約900メートルで、住宅や田畑が点在している。住宅の傾きの大きさは最大で約50センチ。町道では深さ約3メートルの陥没があった。住民の一人は「19日夕方からミシミシという音がしていた。20日午前9時ごろ、地震のような音とともに陥没した」と話しているという。
御嵩町によると、町面積(約56平方キロメートル)の約3分の1に亜炭鉱跡が広がる。現場付近も地下15~30メートルに空洞があるとされ、2007年9月には、現場付近で東西約40メートル、南北約30メートル、深さ最大約1メートルの陥没があった。かつて御嵩町内には亜炭鉱があった。戦中戦後の時期は国内有数の産地で、地下が空洞になっている場所もあるという。今年8月にも町内2カ所の住宅の軒先で陥没が見つかっている。鉱害復旧の基金などで被害に対応している。
御嵩(みたけ)町
顔戸(ごうど)
可児(かに)
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